日本冬虫夏草研究会とは

日本冬虫夏草研究会は、N.M.I.自然薬食微生物研究所の協力を得て、「日本冬虫夏草」に関する研究会として発足しました。

 

「日本冬虫夏草」の第一人者で当会の名誉顧問・矢萩信夫博士とその研究チームであるN.M.I.自然薬食微生物研究所は、55年以上に亘り日本国内での冬虫夏草の採集と培養技術の向上、そして重篤な病、特にガン細胞への作用を研究しています。

 

その援助を受け、当会は「日本冬虫夏草」の普及活動、各地での講演会、医師や薬剤師の方をはじめとする皆様への情報公開、全国での冬虫夏草属の調査・採集などを行っています。

当会は、独自で誰にも真似ができない冬虫夏草の研究を進めることで、今後も重篤な病でお困りの方のお役にたてる研究会として活動、発展させていく所存です。

日本冬虫夏草研究会の役割

現代の病死因の第一位は、言わずと知れたがんであり、昭和56年から数えると35年以上連続でトップになっています。しかしこの状況でも、特効薬は未だに開発されていません。

一般的な治療法として薬物療法・抗がん剤の治療がありますが、それなりの効果が得られる反面、髪の毛が抜けたり、吐き気などの副作用を伴う場合があります。がん細胞だけでなく副作用とも闘うことになるのです。またモノによっては正常細胞まで傷つけることがあると言われています。

そこで科学的に作られた抗がん剤ではない、自然に存在する安心で新たながん抑制物質を、多くの日本冬虫夏草サンプルから探す研究が行われてきました。

東北大学との共同研究の結果、日本冬虫夏草のサンプルの1種で83%のがん抑制率の値を示しました。注射した場合は正常細胞を傷つける可能性も同時にわかり、経口摂取(口から飲む)ことで、安全であることが証明されました。他にも金沢大学、東北医科薬科大学などとも共同研究の実績があります。

研究に関わる最新の情報は当ホームページの研究・データをご覧ください。

 当研究会は、自然の大切な資源である日本冬虫夏草の正しい情報提供とデータの集積を行い、がんなどの重篤な病をお持ちの皆様に希望を与えられるように努めてまいります。

事業概要

●日本冬虫夏草の研究
●日本冬虫夏草のデータ公開
●健康に関する情報発信
●日本冬虫夏草 愛好者の交流会

 


沿革

日本冬虫夏草研究会は、2015年に発足いたしましたが、これに至るまで多くの研究者・研究機関様の礎がございました。

1970年(昭和45年)

 

 

 

 

1972年(昭和47年)

 

1977年(昭和52年)

 

 

 

 

1978年(昭和53年)

 

 

 

1983年(昭和58年)

 

 

 

 

1990年(平成2年)

 

 

1995年(平成7年)

 

 

 

2003年(平成15年)

 

 

 

 

 

 

 

 

2014年(平成26年)

 

 

2015年(平成27年)

 

2016年(平成28年)

 

 

2022年(令和4年)

 

 

名誉顧問 矢萩信夫(以下矢萩博士)が山形と秋田の県境である真室川釜淵にて冬虫夏草に出会う。菌蕈学の大家である山形県米沢の清水大典先生との親交が始まる。

自然薬食微生物研究所(N.M.I.)開所。

 

矢萩博士が冬虫夏草の薬学的研究に着手。

 

矢萩博士・東北薬科大学ガン研究所 佐々木健一教授らとの共同研究。

日本医学会東北支部大会(秋田大学医学部)にて『ハチタケの人工培養とその抗腫瘍性について』を発表。

 

 

矢萩博士、緊急指定病院勤務の傍ら、清水大典先生と冬虫夏草を採集。

日本菌学会 宇田川俊一先生の指導の下「山形県真室川町で採集された冬虫夏草」を資料作成し、日本菌学会に報告。

 

東北大学 近藤嘉和先生がサナギタケとコナサナギタケに、抗腫瘍性のあるエルゴステロールパーオキサイドが含有されていることを世界で初めて発見し、『サナギタケ、コナサナギタケの培養とその抗腫瘍成分について』発表。

 

株式会社 エフェクトにて、日本冬虫夏草・ヤハギエキスが製品化される。

日本冬虫夏草及びヤハギエキス、PAQは株式会社エフェクトの商品及び登録商標です。

 

『日本冬虫夏草の人工栽培および動物実験による薬理解明と癌闘病者に対する臨床調査』を日本東洋医学会学術総会にて発表。

 

 

自然薬食微生物研究所にて虫草菌の一種であるハナサナギタケ(Isaria Japonoca Yasuda)の培養液には、T細胞依存型の免疫応答を経口投与により増強させ、制癌剤の5-fluorouracil(5-FU)投与による免疫応答の低下を回復させる効果 があることを明らかにし、

 『ハナサナギタケ培養液の消化管免疫応答に及ぼす影響』を日本薬学会第123年会(長崎市)で発表。

その後の発表等は 研究・データ にて確認ください。

 

 

株式会社 日本医食研究所にて、日本冬虫夏草製品が発売される。

 

 

日本冬虫夏草研究会 発足。

 

合同会社 地域とともににて、日本冬虫夏草製品の販売開始。

美吉野製薬 にて日本冬虫夏草製品の製造開始。

 

当会顧問 嘉陽医学博士によるマイクロアレイ遺伝子発現解析実験の結果
「日本冬虫夏草(ヤハギ株)」がマウス腎臓に対して細胞レベルで抗老化作用(アンチエイジング)効果を持つことが判明する。